サラヤ株式会社様
製造業／大阪府大阪市
危険物倉庫に対応したシステムで
消毒・医療剤を安定供給
消毒・医療剤を安定供給
ユニット長 磯川靖典 様
センター長代理 畠和幸 様
衛生・環境・健康に関わる製品・サービスを提供し続けているサラヤ様。多種多様な製品のなかには、消防法で危険物に該当する消毒用アルコール（エタノール60%以上）や医療剤などがあります。それらを大量に保管するためには、通常より厳しい設備要件を満たした、いわゆる防爆仕様の危険物倉庫であることが義務付けられています。
「危険物倉庫の新設にあたって、WMSを導入しようと数社に相談したところ、提案内容の良さでMieLUに決めました。どうやって空間を有効活用するか、安全性を担保した上でいかにコストを抑えるか。そうやって真摯に取り組んでくれる姿勢が頼もしいと思いました。」（磯川様）
「MieLU導入後、奇しくもコロナ禍で消毒用アルコールなどの注文が殺到したため、工場は通常の2交替制から24時間フル稼働の3交替制にシフトしました。こうした急激な変化にもMieLUのおかげで事無く対応できました。」（畠様）
課題 
導入前
新設倉庫の運用開始に伴い、
Excelによる在庫管理からの脱却
Excelによる在庫管理からの脱却
品質の安全性が優先される医薬品などは物流面でも厳密な管理が求められる中で、これまでのExcelによる在庫管理に限界を感じられていました。新設の倉庫で保管効率の高い移動ラックで運用する上では、システムの導入は必然の状況でした。
解決 導入後
アクセスポイントは設置位置を工夫
先入れ先出しをシステムで自動指示
先入れ先出しをシステムで自動指示
ハンディターミナルの運用に必要なアクセスポイント（無線LAN）は、防爆エリア外すぐの出入口付近に設置し、庫内の無線環境をカバーし、ハンディターミナルでの運用を可能にしました。MieLUから出力するピッキングリストはシステムが製造日の古い順から自動引当される為、先入れ先出し出荷が容易になりました。また在庫のデータはCSV出力できるので、内部資料の作成も工数が大幅に削減されました。
導入の 効果
- 正確なロット管理による物流品質の向上
- 急激な出荷数増加にも柔軟に対応
- WMSデータの活用で、事務工数が削減
