槌屋デカル工業株式会社様
製造業/愛知県知立市
物流品質をさらに向上するために
ゲートアソートシステム(GAS)を導入
ゲートアソートシステム(GAS)を導入
自動車のラベル、ストライプテープ、バスラッピングなどの様々な印刷物を幅広く製造する槌屋デカル工業様。出荷前の仕分けで発生するミスをなくすためにゲートアソートシステム(GAS)をご採用いただきました。
「導入したのは2018年になります。入れ間違いが物理的に起こらず、仕分け後にそれまで行っていた検品を行う必要がないため、仕分けのスピードが格段に向上しました。以前からGASに興味はあっても費用対効果の点から導入を見合わせていたのですが、コストも含めて納得できる提案を頂きましたので、導入に至りました。間違えないという安心感が現場のストレスを軽くし、属人化の解消、作業環境の改善、結果として物流品質の向上につながっています。」(伊藤様)
課題 導入前
仕分けミスによる誤出荷をなくしたい
1日当たりの出荷件数は、およそ3000件。作業員1名が、e-かんばんと自社の現品票を目視で照らし合わせながら仕分けし、誤出荷防止のために検査員1名が検品していました。それでも年1,2件の誤出荷が発生。仕分けミスやダブルチェックによる工数の増大が課題になっていました。
解決 導入後
e-かんばんのQRコードを利用して
誤出荷ゼロとコスト削減を両立
誤出荷をゼロにするためGASを導入しました。e-かんばんのQRコードを読み取ると「納入先・納期・受入・コース」毎にシステムが自動的に仕分け先間口を決定、出荷先のゲートが開き、製品を投入することで、仕分けミスがなくなりました。。そのため、仕分け後に行っていた検査は不要となり、1日にのべ800分かかっていた仕分け・検査時間が250分へと大幅に削減できました。また、実績一覧としてCSV出力も行えるため、納品先への出荷データ作成の事務工数削減にもつながりました。
導入の 効果
- システム導入後、誤出荷はゼロ
- 作業時間が3分の1に、人員は2名→1名に削減
- トレードオフだった作業精度と作業工数の削減の両面を実現